花嫁モノって良く考えたらおかしくない?
先週末にいろいろ本を買ってきたのですが、とりあえず読み終わったもの。
私は活字であればなんでも読みたい人なのですが、今は我慢我慢で2日に1冊。
そして今回は普通にBLなので隠します。*1
読んでて久々にイライラした。
- 作者: 雪代鞠絵,せら
- 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
- 発売日: 2008/01/18
- メディア: 文庫
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しかしさすがの雪代鞠絵てんてークオリティ。
ぱっと見、けなげ受ぽいんだけど、実は人の話を聴かない電波で、なおかつヒロイン気質。育ちがよくて世間知らずで、攻から逃げることだけしか考えてない。なのに詰めが甘い。
そんで、攻はお金もってて美丈夫なんだけど、感情表現が下手で傲慢。
受の家が乗っ取られる→「愛人になれ」→受、攻を憎んで包丁持ち出してみたり脱走を試みる→失敗、お仕置き→数回くりかえす→実は攻の家は受の親のせいで一家離散という過去が→「復讐だったんだ…」となぜかショックな受→また脱走繰り返し、毎回お仕置き→実は昔、受と攻は逢った事があった→お仕置きするのに、なぜか時々優しい攻に戸惑う→受、攻を好きになるがそばにいられない、と包丁持ち出し開放される→しかし、昔出逢ったときの思い出の品を攻が大切にしていたことを知る(攻の秘書がきっかけで)→愛に気づいた受が攻の元へ雨の中駆け出す→「お前のことをずっと愛していた」「そばにいても、いいですか?」→ハッピーエンド
なにこれ、テンプレ?
雪代てんてーって受苛める癖がある人なんだけど、今回のふたりはヌゲー電波だった。雪代史上最高じゃないか?「とりあえずもちつけ!」って秘書が何回も言ってるけど、まさしくもちつけ。秘書じゃなくても言いたくなるよ。
もー、とにかくイラーっとした。雪代てんてー、もうちょっとカラっとした話が読みたいんですけど!
とりあえずイマイチすっきりしないので、次に読むのはおもいっきりすっきりできるハーレクインにします。
こういうテンプレは別にいいんだ!傲慢な男と強気な女と、紳士的な男と保守的な女しか出てこないんだもん。わかりやすくていい。普通がいないんだよねハーレクインって。
そしてその次はガリレオの原作を今更読みます。
あー、書いたらすっきりした。
*1:割合多いから仕方ない